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ファイターズの、いや、日本プロ野球界の親分、大沢啓二氏が亡くなりました。
昨年の１２月には、がんを告知されていたんだそうですね。
去年の１１月、リーグ優勝のパレードでの事。
あの寒空の中、我々と同じように沿道に立ち、選手達に声をかけていた姿が印象的です。

今の時代では考えられない事をやってのける監督でした。
１９９４年に最下位になったことを詫びる為、グラウンド上で土下座。
自軍の選手が顔面に死球を受けた時、真っ先にぶつけた投手を殴りに行く姿。
しかし実は、平手で殴っていたこと。
口は悪いが、チームと選手を大事に思ってくれている人でした。

芸能界には、プロ野球ファンは多くいますが、ファイターズファンを公言している人は数が少ない。
元選手や選手の家族を除き、私の知っている限り、伊集院光・蛍原（雨上がり）えのきどいちろう位か…。
他にもいるだろうけど、ＣＭに出てたり、道内出身者で移転を機にって感じだし・・・。
（私自身も移転２年目からのファンで、５位に終わった時には何時まで北海道にいられるのかと心配していましたが・・・。）

そんなメディアの話題に上ることが少ないファイターズを、毎週日曜日や事ある毎に叱咤激励してくれる
貴重な人だったのに、残念でなりません。

親分、どうぞファイターズを見守ってください。親分のご冥福をお祈りいたします。