中年男がダイエット始めました

中年男がダイエットを始めました。 北海道日本ハムファイターズを、勝手に応援しています。 活躍した選手は、どんどん褒めちぎり、活躍出来なかった選手は、さらに応援していきます。

土曜日はファイターズ戦終了から、日曜日はファイターズ戦の中継が無かったので巨人−ホークス戦を見ていたが、この2チームの監督ってハイレベルすぎて判んないね。(-_-?)

土曜日は、杉内がスミ1を守りきって、ホークスの完封勝利かと思われたが、9回裏の二死から代打大道が、起死回生の同点本塁打で試合が振り出しに戻った。
私が見たのはここから。
ファイターズの自力優勝の可能性も残ったので、珍しくも「がんばれ巨人」と応援していた。

まず最初にびっくりしたのは、ホークスが10回裏に起用した投手。
通常、延長戦に入ったら、いい投手から順番につぎ込んでいくのがセオリー。
なぜなら、点を取られたら後が無いから。
にもかかわらず、王監督が起用したのはニコースキー
正直、「巨人勝った」と思った瞬間だった。
案の定、先頭の代打古城に四球を出し、一気にサヨナラムードを演出。
高橋を1ゴロで討ち取った後、木村は失策で出塁し1死1・2塁。
「あーやっぱりね」と巨人のサヨナラを確信したら、小笠原を奇跡的に併殺で討ち取り、このピンチを乗り切ってしまった。
小笠原の「併殺」って少ないよね。(巨人では知らんけど)
ここを乗り切ったので、ホークス有利に一気に傾いた感じだった。

2度目のびっくりは、原監督。
12回表の、「ここを抑えれば、負けは無い」という場面で、起用した投手は「東野」。
残っていた投手は、西村・山口・東野。
後で聞いたら、西村は体調不良だそうなので、西村を起用しないのは判るが、東野はないでしょう。
どっちが信頼できるかっていったら、今期フル稼動の山口でしょう。
ちなみに山口の登板は、15日に1回、17日に1回で、十分空いていると言っていい。
多分、左右の相性で東野の起用だったと思うが・・・。
んで、松田にまさかの被弾を喰らって、勝ち越しを許してしまった原監督。
一死取ってから、山口の起用だったが、後の祭りとはこのことだ。

これでホークス勝利で、ファイターズの自力優勝消滅かと思ったら、3度目のびっくり。
王監督が、12回裏に起用したのは、今期2試合目の登板の佐藤。
ブルペンには、今期フル稼働の久米が残っていたのになぜ?
ちなみに久米の登板は、11日に1回2/3、19日に0回2/3で、十分空いていると言っていい。
と、思ったら、僅か2球であっという間に無死2・3塁の大ピンチ。
笑うしかない。
満塁策をとって、久米にスイッチかと思ったら、満塁策は取らないし投手交代もなし。
結果、僅か3球で、ホークスの鮮やかなサヨナラ負けとなった。

まぁ結果的に巨人が勝って、4チームが同率で並んで、オモローになったからいいんだけど、ホークスファンの心情は察するに余りある。
ファイターズでいうと、同じ場面で宮西が残っているのに、1軍登録したばかりで、今期1試合しか投げていない別の投手を起用したようなもの。
ありえません。

日曜日は、ファイターズの中継が無かったので、途中経過を目当てに、初回から巨人−ホークスを見ていた。
またしても、1点を争う好ゲーム、というか決定力不足(他チームのことは言えないが・・・)の貧打戦というか、なかなか見ごたえがあったが試合だったが、最後の最後にまたしてもサプライズが・・・。
両チーム投手戦のまま8回に継投策に入る。

巨人の継投は、内海−藤田−越智−クルーン
西村がベンチ入りしていないので、越智の起用はうなずける。
藤田をワンポイントで、起用しているので、ここで山口はありえない。
クルーンの失点は、失策や不運もあっての失点。
ここでの起用は当然だと思うので、最善は尽くしたと思う。

ホークスの継投は、和田−久米−柳瀬−ニコースキー
9回2死走者無しになったときに、王監督は熱く投手コーチに指示を送って、勢い良く審判にニコースキーを告げたが、マウンドに行ったコーチも、マウンドにいた柳瀬も、マウンドに集まった選手達も、そんなテンションでは無い様に見えた。
私は、「なんでニコースキー?」と思い、今日も巨人のサヨナラ勝ちだと思ったほど。
結果は代打清水が凡退し、ホークスの勝利で終わったが、訳の分からん継投だった。
ニコースキーがどうこうって訳じゃなく、なぜ柳瀬を代える必要があるのか?
そんなに巨人に優勝させたいのか?

原監督は原監督で、9回裏の攻撃で、阿部が無死から安打で出塁し、次打者は坂本で、1塁走者は代走の鈴木。
送りバントの指示だったが、坂本送れず1死1塁のまま。
これは、坂本がサインに応えられなかっただけで、采配ミスではない。
3球目の空振りで、鈴木がスタートしなかったのが意外なくらいだった。
で、次の打者は、9回に致命的な失策を犯し、しかも無安打と、この日いいとこなしの寺内。
当然送るだろうと思っていたら、初球からバントの構え。
ボールだったのでバットを引いたら、1塁走者の鈴木が走っていて、キャッチャーに刺されて2死走者なし。
むむむ・・・。
この場面、さっきの坂本空振り三振のときは走らず、寺内の時は初球から走ったな。
ってことは、坂本の時は、エンドランもスチールもサインが出ていなかったということか?
対する寺内は、初球から走った。
バントの構えから、バットを引いたのに走ったって事は、スチールサインが出ていたか、単独スチール?
普通に考えれば、初球はバッテリーが探りを入れてくるから、むやみに動かないもんだが・・・。
謎だ。
理解できるとしたら、坂本の三振の場面で、エンドランのサインを出すか、寺内の打席でカウント2−2位でエンドランorスチールのサインか・・・。
単独かサインかもわからないが、とにかく意味不明というか、意図不明。
楽天戦のルンバ事件のときもそうだが、決まれば拍手喝さい、不発の場合はルンバ。
原監督は、かなりのチャレンジャーと見た。
結局2死走者なし、カウント0−1で代打清水となり、さっき書いたように、ニコースキーが登場したが、最期は2ゴロで試合終了。
謎が謎を呼んだ2試合は、これで終わりとなった。

この試合の采配について、賛否両論あるとは思いますが、お二方ともに同じ球団出身の監督ってことで、理解するしかない。
まープレイの結果は、やってみないと判らない事なので、結果論となってしまうが、やっぱりチームやファンが納得するような采配を期待したいですね。
特に土曜日は、解説の伊東(元西武監督)がいろんなクエスチョンを出していた。
日曜日の解説は大野だったので、オトナのコメントでしたが・・・。

梨田監督の、1点差に追い上げた8回に、久を投入しなかった昨日の試合も意味がわからんが・・・。
基本的に、梨田監督の采配には、殆ど文句は無いが、まさか、久とマイケルがそろって故障なんてことは無いだろうな。

野球って難しいね!